奇門遁甲は「時刻を方位図に変換する」術です。探し物はどの方角か、人はどちらへ行ったか、この件はどの方向に力をかけるべきか——時盤の九宮から方位を読む手順を、流派をはっきりさせたうえで説明します。
本サイトが立てるのは時家・転盤・拆補法の時盤(2 時間ごとに変わる盤)です。日本で広く知られている「奇門遁甲の方位術」——年盤・月盤・日盤で吉方位を選び、その方角へ旅行や引っ越しをする使い方——とは流派も盤も違います。本サイトでは年盤・日盤による吉方位取りはできません。ここでできるのは、「今この瞬間に問うた事」がどの方角にあるか、どの方向へ動くべきかを時盤から読むことです。
盤の九つのマスは方位です:坎=北、艮=北東、震=東、巽=南東、離=南、坤=南西、兌=西、乾=北西、中央は中宮。奇門で「方位を見る」とは、問うた事を代表するマス(用神の落ちた宮)がどこにあるかを見ることです。探し物なら失せ物の用神、人なら値使門やその人の年命、仕事なら開門や値符——それぞれの用神が落ちた宮が、その事の方角になります。
① 今の時盤を立てる。本サイトを開けば、現在時刻と経度から真太陽時を割り出して自動で起局します。過去の時刻の盤も左上から手動で立てられます。
② 何を問うかを一つに絞る。「財布はどこか」「彼はどちらへ行ったか」「この商談はどの方向に動くか」。一事一占が基本で、問いが具体的なほど用神が定まります。
③ 用神の落ちた宮を見る。その宮の八門(開・休・生は吉門、傷・杜・死・驚は用途を選ぶ)、九星の旺衰、八神、天地盤の干。門が宮を剋す「門迫」は不利、宮が門を生じれば順調。宮の象意(艮なら倉庫・階段・山側、乾なら官庁・高い所・西北の遠方…)が「どんな場所か」を教えてくれます。
④ 応期を添える。用神の宮が旬空なら「出空の日」(その二つの地支の日)に動きが出やすく、用神の宮を冲する地支の日も動きやすい——名家の実例で検証して残った二つの規則です。
「吉門のある方角へ行けば良い」——時盤ではそうは読みません。まず「何を問うか」があり、その用神の宮を見ます。開門があっても、それがあなたの問いと無関係な宮なら意味を持ちません。
「方位さえ合っていれば場所が分かる」——方角は八分の一に絞る道具で、場所そのものは宮の象意(倉庫か、水辺か、高い建物か)と合わせて初めて具体になります。
起局、宮ごとの象意、格局の判定は永久無料でログイン不要。iPhone でも Android でもブラウザで開くだけ、アプリの入手は不要です。AI による読み解きだけが回数制で、ログインすると 2 回分が付いてきます。
本サイトの時盤は「今問うた事がどの方角にあるか」を読むもので、年盤・日盤で旅行や引っ越しの吉方位を選ぶ日本式の方位術とは流派が異なります。後者は本サイトでは扱いません。
問うた事の用神が落ちた宮です。探し物なら失せ物の用神、人なら値使門やその人の年命、仕事なら開門や値符。坎=北、艮=北東、震=東、巽=南東、離=南、坤=南西、兌=西、乾=北西です。
不要です。時家奇門は問うた時刻の盤を読みます。年命を入れると一層参考が増えますが、入れなくても起局と読み解きはできます。
起局・象意・格局は永久無料でログイン不要、ブラウザで開くだけです。AI の読み解きのみ回数制で、ログイン時に 2 回分が付きます。